はじめに
今回はウォーブレとシャドバ、キーワード効果の違いについて書いていきたいと思います。
「葬送」や「スペルブースト」などのリーダー固有の効果に関してはそのリーダー編にて触れますので、今回は「基礎的な部分の網羅」を目的とします。
クリプトスペルズでも似たような記事やったなぁ・・・
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キーワード効果ってなんだっけ?
という方も一定数いると思うのでまず説明からですね。
ぶっちゃけ自分の書いたクリプトスペルズ記事からの引用ですが、
シャドバでいう「ファンファーレ」や「守護」
ウォーブレでいう「フレンドリンク」や「メモリーセーブ」などの、
①多くの種類のカードがその効果を持ち、一々文言化するとテキスト圧迫になるような概念の圧縮や、
②その効果を持ったカードに対して何かしらのシナジーを持たせ易くしたり、その効果を付与しやすくする
ですね。
①を少し見ていきましょう。
「青地蔵」
「ガーディアン」というキーワード効果は戦闘において、
「ガーディアン」持ちが存在する場合、
「ガーディアン」持ちを攻撃対象に選ばなくてはならない
というルールに介入する効果を持ちます。
この効果を「ガーディアン」という統一化を計らない場合、その効果を持つ全てのカードのテキストを圧迫することとなるので読みにくいうえ煩雑になるんですね。
②のなにかしらのシナジーや制限に関してはこのカードをみると良いでしょう。
これもウォーブレのカードですね。
このカードは特定の条件を満たすとキーワード効果が五つも手に入る効果を持っています。
仮にキーワード効果というくくりがなければこのようにテキストの圧縮もできなかったでしょうし、付与することすらもできなかったのではないでしょうか?
手札からカードを出した時に発動する効果
ログイン→ファンファーレ
カードを手札から出した場合に発動する効果をウォーブレでは「ログイン」と呼んでいました。
対してシャドバではこれを「ファンファーレ」と呼んでいますね。
効果処理に関してはほとんど同じ仕様なのですんなり入れるのではないでしょうか?
ファンファーレで「マナリア」をサーチする!
ファンファーレの派生
エンハンス
シャドバにはファンファーレの派生がいくつか存在し、最初にややつまづくのが
「エンハンス」という効果です。
エンハンスとは、例えばPP(メモリ)が6以上あったときにエンハンス6のカードが手札にあった場合、
そのカードのコストが強制的に6になるという効果です。
上の「レイピアマスター」は偶数ごとに効果が付随するため、切る順番を考えてちょうどいいエンハンスで使うことが肝要というわけです。
使い勝手が良いように感じますが、下図のようにエンハンスでごった返すと適正のコストで切れないという事故が発生することになるんですね。
アクセラレート
エンハンスとほとんど逆と言える概念なのが「アクセラレート」です。
こちらはフォロワーのコスト以下のPPであった場合、アクセラレートの数値で出すことができるという効果です。
エンハンスと違う点はアクセラレートで出した場合「スペル」扱いであるということ、
フォロワーをそのまま出さずなにかしらの効果であるという点です。
元コストが6コスのスカサハ。3コスとして出すと+2/+2のバフスペルと化します。ブーストだよねこれ。
チョイス→チョイス
チョイスはウォーブレのキーワード効果だろ!いい加減にしろ!
という返答がありそうですが、シャドバにも後発ながらチョイスが存在します。
ウォーブレのチョイスの違いは、チョイスで選ぶのはカードトークンであるということです。
また、条件を満たした場合のみチョイスできるなどの制限も(あるときは)あります。
上記のヴァンピィはPPが6以上で自身のライフが10以下の場合、チョイスすることができます。
チョイス条件が満たせない場合、下にあるファンファーレが適応されるんですね。
ヴァンピィのチョイスは選択した方のカードとして場に出すという効果。
ファンファーレはもちろん発動する!
チョイス画面はこんな感じ。
このカードの場合、フォロワーを出すことで二つのいずれかを手札に加えることができる!
チョイスは臨機応変、柔軟に戦えるのが魅力と言えます。
終わりに
今回は以上となります。
思いの外多めの分量となったので守護やアブソーブなどはまた次の記事にさせてもらいます。
ファンファーレはいいけどエンハンスは扱いが難しい!という人はそこそこいましたね。
使ってみるとわかりますが、戦略に奥行きがでるいい制度であると思います。
今回もお読みいただき、誠にありがとうございます。