スローダウンという無名DCGについて記事にしようかなーと思ったのですが、題材にしているアニメが日本ではほぼ無名なのが痛いですね・・・
「ファミリーガイ」や「ヒューチュラマ」、「キングオブヒル」はそこそこ名は知られているのですが、
「ボブズバーガー」、「アメリカンダッド」は日本で放送されたのかすら知りません。
一応自分はどのアニメもそこそこ見てました。
前回はこちら
WAR OF BRAINS (ウォーブレ)ちょっとお高めのSRをみてみよう タオシンA3編 - 生執の思考球体
次回はこちら
はじめに
今回はタオシンのB1SRについて書いていきたいと思います。
Bパックのテーマは文化学に自傷軸と機械工学にディスターン軸と、かなりリスキーなテーマの追加となりました。
「ビッグブラザー」のターン回収がとにかく熱い!
『亡村の竜人ヒヨ』
亡村・・・自分たちかな?
①チョイス
・自身のデッキからこのターン受けたダメージと同じ数値のコストのカードをランダムに一枚手札に加える。その後自身のメモリーを1破壊する。
・このターン自身のライフに受けたダメージ分、自身のライフを回復する。
ダメージの帳消しかダメージ分コストのカードをサーチするカードです。
自傷ギミックを多く入れてしまい、ライフがやや厳しいときなどに帳消しするなど調整することができます。
最たるは「エミリー」自傷の帳消しでしょうか。
「エミリー」の効果により全体回復がはいるため盤面の補助にもつながりますね。
他にはB1「エリカ」のUSB達成補助や、「カーライル」のバフなんかにも良いかもしれません。
サーチ効果はメモリーこそ削れますがかなり面白い動きができ、うまく構築すれば確定サーチなんかも可能です。
「ユリネ」の2ダメで後続を引っ張ってきたり、
「バシュー」→「ヒヨ」→「アン」サーチ→「エミリー」サーチと、サーチの連鎖もできたりもします。(この場合、アンを確定にしないと不安定ですが)
枠にこそ困りますが、きちんと運用できればかなりの動きをしてくれるのではないでしょうか?
しかし、運用自体はターン内自傷ということもあり中々難しいため、使わない場合は溶かしても良いかもしれません。
『亡国豪腕スティンキー』
眼帯がセクシー・・・エロい!
・インパクト
①チョイス
・「自身のターン中自身はダメージを受けない」を得る。
・「自身のターン中、自身がダメージを受けるたび、相手ライフに1ダメージ与える」を得る。
「スティンキー」がいる限り、ターン内自傷を無くすか、自傷発動ごとに1ダメ飛ばすかを選べます。
「ヒヨ」同様、自傷を消すことができますが、「ヒヨ」の場合、一度受けてから発動なため、自傷で死んでしまう場合に限り、こちらに軍配があがります。
体力が1であるため、インパクト持ちの割に活用が難しく、役割上破壊したくないため、チグハグな感じですね。
自傷ごとに顔面1ダメも、蓄積すればたしかにバカにならないのですが、自傷をそこまで頻繁に切るかと言えばそうでも無いのが現実ではないでしょうか?
もし運用するのであれば、複数体並べてからの自傷ですが、そうするためにはこのユニットを手札で塩漬けする必要があり、
更に一定の自傷札も温存する必要があるため現実的とは言えないかもしれません。
2コス枠は激戦区といえ、枠がかなり狭いので、よほど強力なムーブや安定性が無い限りは溶かしても良いかもしれません。
『復讐竜人ティナ』
このキャラもそういや竜人だったのね
①ログアウトしたターン、自身のライフが2以上変動していた場合、このユニットを場に戻す。
ライフが2以上変動していれば、そのターン実質不死となるユニットです。
不死というのは「ユウユウ」(PR)をみればわかる通り、かなり強力なのですが、
相手のターンで意図したライフ変動はかなり難しく、条件を達成する前に破壊されるのがオチです。
自身のターン、ライフ変動があれば攻撃で割って復活ということもできるのですが、それならソウルさえあれば「ユウユウ」でもできるのでやはり運用が厳しいのではないでしょうか?
更にこちらは3コス2/2ということもあり、圧力が少なく、2コス2/2や、低コストの除去札でも簡単に取られるのも難点ですね。
運用がかなり難しく、仮にそのターンかぎりで不死になってもバフなどのカードがなければあまり強力とはいえないため、他のカードが作りたい場合は溶かしても良いかもしれません。
『爆炎鬼鎧ゴルゾン』
圧倒的なステータスと効果に痺れる!
・ガーディアン
①ログイン時、敵ユニット一体に5ダメージ。
②ログイン時、相手は追加ターンを得る。
5コス5/5のガーディアンで、相手ユニットに5ダメ与える超大型ながらディスターンもちのデメリットアタッカーです。
タオシンには序盤にランプする術がないため、当然中盤以降の運用となります。
中盤以降に2ターン連続で与えるということはかなりの展開、除去が飛んでくる危険性があるため、相当なリスクを背負うことになります。
このユニットを運用する場合は罠などできちんと相手の動きを阻害する必要があり、
下準備を欠かさないようにしましょう。
特に除去が多いユニオンは天敵といえ、「ジュリアンヌ」で取られて好き放題されるなどあるため、「ゴルゾン」まかせだとそもそも話にならない場合があります。
B2からは1度だけディスターンを与え、
あとはログイン時ディスターンせずに妨害罠をサーチするという「ゴクザーン」(R)がいるため、このカードの役割が取って代わられたのではないでしょうか?
そちらは3コスということで後攻だと最速2ターンでディスターンが決められ、
1/9のガーディアンということもありマグナやユニオン以外ではあまり取られないスペックを持ちます。
もしディスターンを構築するのであれば、ディスターン担当は「ゴクザーン」だけでも良いかもしれません。
『闇黒大剣シン』
ほんとに味方なのかってくらいライフをゴリってくる
①ログイン時、自身のライフに4ダメージ与え、体力を+2バフする。
②このユニットはダメージを受けていない限りガーディアンを持つ。
③起動(1)自身のライフに2ダメージを与え、このユニットの体力を1回復する。
条件次第でガーディアンをしてくれる実質3/5のユニットです。
4コス3/5はB2ナミと同じスタッツで、標準値を超えるスペックを持ちますね。
ただし、こちらはログインで4ダメというちょっと冗談にならないダメージを受けるため、単純運用ではあまり使われないのではないでしょうか?
壁として運用するにしても、1でもダメージを受けたら即壁としての役割を失い、
ガラ空きになってしまいます。
もちろんそれを利用して、他のガーディアンと併用し、壁から外れることで生存を狙うこともできますが、意図して狙う再現性がいかほどなのか疑問であります。
テーマ上、B1「エリカ」のUSB達成に一役買ってくれますが、蘇生された場合は3/3と大人しくなり、ほんとに夫婦仲が良いのかわかりません。
起動による回復も使うたびに2自傷とバカにならないため、自傷ギミックとうまく兼ね合わせることが必要となりますが、現状「エミリー」のAOEなどでしょうか?
「エミリー」が出ている時点でライフがかなり厳しいため、やはり現実的とは言えないかもしれません。
ギミックとしての運用がかなり難しく、4コス自体激戦区といえるため、合わない場合は他のカードにした方が良いかもしれません。
終わりに
今回は以上となります。
B1のSRはかなり扱いが難しく、玄人向けのカードが多いのではないでしょうか?
しかし、カードのイラストはやデザインはかなりかっこよく、決まれば嬉しいギミックが多いため、ファンになる人も多いのではないでしょうか?
今回もお読みいただきまして、誠にありがとうございます。