はじめに
蝿が鼻の穴に入って戻ってきません。
後編-モンモンサイド
幻獣をやっつけたと・・・
アイゼンが幻獣を放ったって、
そりゃまあバロール叔父貴が仕入れたとかなんだろうけど、
ほんとに戦争するつもりなんすかね・・・
まあやっぱ鉄格子ぶった切る芸当なんて
メギドくらいしかできないだろうしな・・・
まあ一応マキーネ、
もしくはヴィータが遺物を使った可能性もあるけど。
てかカンセリエ商会が関与したとか疑われるほど、
そこまであいつらはまだ名を上げてないんですかね?
新トーア公は年端もいかない少年か・・・
だったら代替わりに不満を持つものもいるだろうしなぁ・・・
そもそもアイゼン自体やらかして罷免されただけで、
アイゼンに反発するものもそこまでいたかどうかって話だし・・・
つまり反新トーア公派からしてみれば
今回のアイゼン脱獄は好ましい状況になるってことね。
まあそうなるか・・・
モンモンを呼んだのはアイゼンを知っているからだけでなく、
騎士団に内通者が出た場合筒抜けになるリスクもあるからとか?
まあなんにせよ幼帝が立つってリスクしかないよなぁ・・・
自ら力を示せる訳でもないだろうし、
高官やらに上手く使われる可能性もあるし・・・
まあ騎士団を使えるってんならそれで良いというか、
それで済むならモンモンも小間使いレベルだし・・・
つまり使えない理由があるってことよね。
そもそもソロモン王とか鉄血祭の来賓側じゃない?
まあ信用ならないわなぁ・・・
知っていなくとも下手に情報を流してしまえば
アイゼン側につく可能性もある訳だし・・・
もういっそサーヤとキュバスくん使って
騎士団を裏切れない様に洗脳した方が良くない?
まあマキーネ使って王都に戦争けしかけようとしてたけど、
だからって無能って訳でもなかったからな・・・
王都に勝利することで更なる益が来ると思って
熱狂した民衆もいただろうし・・・
てか色々聞いてるけど、
マジで民衆に新トーア公の味方がいないな・・・
幻獣退治に秘密裏のアイゼン捜索、
それに来賓警護までやってくれと・・・
これが王の仕事なんですかね・・・
てかそれで人手足りるの?
軍団メギドが総出で警備するからオールスター感謝祭だ〜とか?
新トーア公の暗殺・・・
まあ警備を強化したとしても必ず穴があるってことなんすよね?
相手がメギドである可能性もあるから
どの角度から来るかわからないってのもあるだろうけど・・・
てかその為のオレイじゃないんすか?
ほら、商会決着編でやってたでしょ?
決勝戦では選手たちに近いとこで観戦するか・・・
まあ参加者の中にバロール叔父貴がいるとかだったら
新トーア公暗殺が確定するようなもんだしなぁ・・・
メギドだから負けることもなさそうだし・・・
まあそこまで危険だったらそりゃ出てこない方が良いんだけど、
そんなんだったら余計に株が下がるというか・・・
「暗殺が怖くて出られない腰抜けのクソガキ」
「やっぱアイゼン元公主の方が良かったわ〜」
ってなっちゃうだろうし・・・
ただでさえ幻獣騒ぎで評価落ちてんのに・・・
まあ・・・そうなるか・・・
てか公主に据えられる人間が
アイゼン派閥の縁者しかいないから無理とかじゃなくて
単純にその子しかいないって話なんですね・・・
まあいたらとっくに後継者争いで内戦だろうけど。
しっかしシバの後継者問題のときもそうだったけど
この世界、後継者問題が厳しすぎないっすかね・・・
新トーア公の暗殺阻止・・・
幻獣退治、アイゼンの捜索、
来賓警護にそれって実質四つじゃないっすかね・・・
まあ暗殺阻止は警護に含まれてるから一つ扱いか・・・
なんにせよやることが多いし人手も少なすぎる・・・
ああ、オレイの影武者は自分も思ったけど
身体の差がありすぎると変身時間短い設定なんだっけか・・・
てか新トーア公自体鉄血祭を楽しみたいって
この状況ほんとにわかってるんですかね・・・・
子供は理屈が通用しない・・・
まあ感情を優先する生き物だからそりゃそうか・・・
もうサーヤかキュバスくんで大人しくさせた方がよさそう。
まあ暗殺者が普通のヴィータだとしたら
そこまで問題にならないんだろうけど、
バロールの叔父貴が見えてるからな・・・
ヴィータだけのスタンダードフォーマットに見せかけて
スタン落ちしたぶっ壊れ禁止カードが混ざる訳だし・・・
でもそれはこちらも同じで、
参加者にアスモ姉貴混ぜてもいいんすよね?
まああれは禁止カードどころの話じゃないし、
殺害して一発退場もありえそうだけど・・・
開発陣がベータ環境時点で封印するレベル。
バロールの叔父貴が優勝候補・・・
まあどれだけ鍛えたヴィータでも
(多分)純正メギドにはかなわないもんね・・・
だったらやっぱ対抗馬出すしかないんだろうけど、
そうだとして一体誰が出るとかなんすかね・・・?
終わりに
今回は以上となります。
マジで蝿どこ行ったんだよ・・・
こわいよ・・・
今回もお読みいただき誠にありがとうございました。