はじめに
今回はクリプトスペルズβ版のニュートラルカードを見ていきたいと思います。
ニュートラルのカードはDCGをやっている人にとっておなじみの存在ですが、
要はどの文明のデッキにも入れられる万能カードなんですね。
幸いクリプトスペルズのニュートラルは現時点で全て「最低レアリティ」なので、採掘チケットを回して入れば自然と集まっているのではないでしょうか?
ニュートラルの特徴
ニュートラルカードにはスペルカードが存在しません。
例外として「マナクリスタル」のみスペルとなりますが、
ルールや効果によって得られる以外は構築に入れることのできないトークンカードなんですね。
よってユニットのみの登場となり、
「コスト比でみると強いスタッツだけどデメリット効果があるカード」
「優スタッツを持つバニラカード」
「低スタッツだけど効果を持つカード」で大体大別されます。
早速見ていきましょう。
「強いスタッツだけどデメリット効果があるカード」
「石舌のバジリスク」
「シーサーペント」
それぞれ効果は微妙に違いますが、相手に手札アドバンテージを渡してしまうというデメリットがあります。
初期手札の少ないDCGで相手にハンドアドを与えるのがどれだけリスキーなことかは、経験者にとって痛いほどわかるかと思います。
もちろん、序盤にボードアドを形成できたり、
ドローで対応札をとらせようと、それだけ相手に選択を狭める力強さがあるんですね。
しかし、「バジリスク」は初期配布の「キュクロープス」(同2コス)にとられる危険性があり、
「シーサーペント」は「翠緑の翼竜」(同3コス)にとられる危険性があります。
さらに序盤以外では高コスカードなどに無理なく破壊されたり、
ハンドアドでさらなる展開を許してしまうこともありそう・・・
しかして序盤の圧としては優秀なので、
使うのであれば序盤一気に詰めるアグロや、
強化のクリプトスペルを持つ「緑文明」なんかが相性がよさそうですね。
「闇を駆けるグリフォン」
その点「グリフォン」はお互いのドローなので、
こちらのハンドも補うことができ、
尚且つ強いスタッツであるため隙がかなり良カードなのではないでしょうか?
初期デッキに不足している5コス帯を埋めることができるのも良好ですね。
高スタッツで盤面を並べて、クリプトスペルで一気にリーサルを狙う
「デメリット緑」なんてのも資産がないうちに組んでみると面白いかもしれません。
「優スタッツを持つバニラカード」
「ゴブリン」
優スタッツを持つバニラカードは大体初期デッキに搭載されているので、
排出枠の中では以外と少ないんですね。
10月の発表当時1コス2/2で話題を呼んだ最優の「ゴブリン」ですが、
カードプールと調整の入った現段階では入れないデッキも増えてきそうですね。
もちろんアグロなどでは無類の安定感こそ誇り、
1コスゆえに他のカードとのくっつきも抜群であるため、カードがない内はお世話になるかもしれません。
横に並べて「伏兵」や「遠吠え」なんかと組ませてもかなりの圧力になりそうです。
「スケルトン」
0コス1/1の「スケルトン」なんかも面白いですね。
1/1ゆえに簡単に取られてしまいますが、1ターン目に1コスを絡めて2体だしたり、
これまたバフカードと組ませるのも良さそう。
ゴブリンとの差別化をするなら、どのカードともくっつけられるところを利用して、
先の「伏兵」や「遠吠え」を2ターン目に即使ったり、緑のクリプトスペル(2コス)と絡めるのも面白そうです。
ただし、素のままだとただの貧弱でしかないので、
死亡時に1点AOEする破魔の弓使い(初期カード3コス)などの巻き込みを食らったり、普通に有利交換される可能性にも気をつけないといけません。
手札消費も自然と激しくなり、
さらには重要な場面でのトップ引きの危険性もあるため、単純なメリットアタッカーとも言えないのも注意です。
「モササウルス」
デカイ!!!ただでかい!!!!
攻撃力も去ることながら、体力も圧巻の仕上がりとなっています。
単純に殴ってもリーダー体力を半分ほど削るのも面白いですね。
さらに言えば初期デッキでこのカードをとることがほぼ不可能に近いのも恐ろしい・・・
ただし、当たり前ながら出せるのは後半となり、手札にくるともれなく腐ってしまい、
このカードを出した場合殆どのカードとくっつけることができません。
さらには盤面無視されそのままリーサルを取られるという状況もありますね。
後に書く、「マナクリスタル」を手札に加えるカードや、
「白文明」によるランプで早出しを試みたりするのが一番でしょうか?
終わりに
今回は以上となります。
次回はニュートラルカード「低スタッツだけど効果を持つカード」について書いていく予定です。
うーん楽しみだ・・・
今回もお読みいただき、誠にありがとうございました。