先月買ったメンソ結晶が底をつきそうなほど暑い・・・
本来は一年は持つんだよなあ・・・
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はじめに
今回はラピスの構築積みデッキについて書いていきます。
B1期のラピスはメタモールという新規に恵まれ、「ナミ」で「バルビー」を確定リクルートする戦略が流行りましたね。
『LAPISの進軍』
獣と機械を匠に使い分け勝利せよ!
SPプロモは「凶星のジャガーノート」「親愛の猛き導シノ」「シルヴィア」
SRは「ラッキー」「シャムスー」「ブルトナジャ」「ヨミ」となっております。
当時としては必須枠の「シルヴィア」や「ラッキー」、「ヨミ」が入っているのでなかなかの内容ではありますが、必須枠ゆえに作っていることも多かったんすよね・・・
三積みすることでそこそこ戦えるようにはなりますが、獣と機械が地味に喧嘩してくるので崩して構築といった感じでしょうか。
「ジャガーノート」のためにソウル管理したいところを「ブルトナジャ」「豚王」でソウルリソースを減らしてしまったり、
どうみてもプロモの数合わせな「ジャジャエン」がいたりなんだかちぐはぐ感あるなあと。
まあ、強いデッキというよりもお試し感があるのかもしれません。
限定SPPRについて
『凶星のジャガーノート』
コッチヲミロ………
①ログイン時、自身のソウルの数値分、攻撃力にバフする。
②自身がソウルを得るたび、その得たソウルに等しい数値を攻撃力にバフする。
③このユニットが攻撃する場合、ソウルを全て消費する。
消費した場合、 消費した数値分のダメージをランダムな敵ユニット一体に与える。
やや効果が煩雑ですが、要はソウルの分だけ攻撃力が強くなるけど攻撃したらリセットされるよってことです。
ラピスはソウルを消費する効果が少なく、「ラッキー」 などでソウルを供給できるため、中盤にでもなれば自然とソウル6くらいにはなってくれます。
そうなるとスタッツが大体6/7くらいなので標準スタッツを少しだけ上回るようになるんですね。
発表当時
発表当初、その豪快な効果はインパクトを与え、なかなかやばいんじゃないかという評価もありました。(自分もすっかり強いと思ってた)
盤面に置くだけでリーサルが見られる驚異となり、攻撃時のソウル全消費 も、ソルバを切ったら関係ないためです。
機械であるゆえに「バスタンク」や「シールドスクランブル」でガーディアン付与ができたり、色々な動きができそうですからね。
「ジャガーノート」実装後
構築済みデッキ発売後、個人的に「ジャガーノート」くんを見ることはありませんでした。(PVP全体を通して現在に到るまで)
当時、界隈を騒がせていたOTK「キアニー」に蓋をされていたということもありますが、棒立ちが痛かったり、ラピスに重いうえ不安定なカードを入れる余裕がなかったのも事実です。
そもそもラピスはドロソが乏しい事情があり、無駄の少ない構築が一番美しく、そして強かったのでした。
B3での活路はあるのか
最終環境であるB3において彼の立ち位置はあるのでしょうか?
この場合、今から1600円を課金してまで・・・というのはさすがにかわいそうなので考えませんが、かなり厳しいと言えるかなあ・・・と
機械ということでB3「ハンニャ」との兼ね合いが生まれましたが、素の攻撃力が0ということもあり攻撃できず、
その場合、オバヒ「セルゲイト」で7点パンチはできますが、
それならまだB1「八重」や「フレアビーツ」の方が良いですね・・・
一応、デザイン的に想定されていた「カオスクイーン」とのコンボもありますが、
攻撃を可能にするためにはまずソウルを得るかブーストで攻撃力を補填する必要があるためさらなるギミックが必要となりますね。
「ライオネルフラッシュ」で早出ししようにもその場合ソウルが足らない場合があるので悩みどころ・・・
扱いの難しさは「ニャンポコ」くんに通ずるものがありますね。
シアーハートアタックっぽい造形はすこすこ
『親愛の猛き導シノ』
和装感すこすこ
①ブースト:ターン終了時まで+2/+3する。
②ログイン時、自身の場に獣がいる場合、このユニットを+1/+1する。
機械がいた場合このユニットを+1/+1する。
最大で4コス4/5のユニットになり、+2/+3補正という安定よりのブーストができるユニットです。
発表当時
4コスは本当に激戦区といえ、
三積み以外あり得なかった「シルヴィア」
流しとして最強を誇る「アルトオルト」
あり得ない安定性の「ヨミ」
などがおり、特にブースト持ちの「ヨミ」との兼ね合いがあり厳しかったですね。
一応、「山の占い術」の1コス化を受けられる最大コストかつ、ヨミと違いソウルがためっていなくても出せるという差別化はできるのではないかと考えていました。
「シノ」実装後
「ジャガーノート」くんと違い、そこそこ対戦で見られました(個人的にですが)
しかし発売から一週間くらいであまり見なくなりそのままフェードアウトした感はあります。
一応、前述の「山の占い術」からの早出しはなかなか厄介で、低コストに機械、獣がいるので1コス4/5になるのは単純に強かったですね。
ただ、「占い術」に頼るのは実現性が乏しく、さらにそれ以外ではコスト的にも厳しいと言う点もあったのでしょう。
B3での活路はあるのか
最終弾までに多種族軸の強化があったため、やや追い風ともとれますが、
4コスの枠がさらに激戦区となってしまいました。
出張セットとしての「エミリー」などのライバルが増え、実用面での採用はさらに厳しいものとなりました。
環境も大幅に代わり、「シルヴィア」や「ヨミ」などの採用もやや落ち気味なので、(弱いわけでは決してない)なんとも悲しいですね・・・
効果消しにより折角のバフを2/3に戻されるのも玉に瑕。
一応、強いかはともかく、ブーストを重視したラピスでは面白い動きができるかもしれません。
体力が厚めにバフができ、攻撃力もちょうどいいバフなので「タマ」にブーストして盤面を狩ったりできますね。
幸い、1コスには獣と機械がおり、上手に手繰れればシノ降臨のインフラを整えることができるので「シノブースト」というデッキができるかもしれません。
終わりに
今回はラピスの構築済みデッキについて書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
カード記事でここまでの分量(約2600字)になるのも久しぶりな気がします。
作成解禁してほしいなーと思うんですが、一度作成できないと発表したこともあり厳しいんですかね?
今回もお読みいただき、誠にありがとうございます。