生執の思考球体

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今日読んだ本 その7 これが現代の死生学!?WIRED「死の未来」

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はじめに

今回はワイアードの「死の未来」について書いていきます。

ワイアード自体は技術革新などの「最先端の今、未来」を切り取った雑誌ですね。

 

死に関するもの以外でも、

イスラエルがなぜ最先端なのか」や「都市のライフスタイル」なんかも取り上げられています。

 

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 死の未来

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 科学の発展に伴い、我々の「生」の定義が更新されようとしている。

ならば、「生」の対義である「死」はどうなのだろう?

未来の死は我々の知る「死」ではないのかもしれない・・・

 

 

Death in a Quantum space 

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 麻酔医であるハメロフは「意識とは一人称で現象を経験できる個人の主観である」と定義している。

また、「千差万別である個人の主観を客観的に説明できる理論は今のところ存在しない」とも言っており、脳内の現象表現がいかに難しいかを語っている。

 

物理学者であるペンローズ古典力学で説明できない「意識」というもののを理解するためには「量子世界」に目を向ける必要があると語っている。

 

彼らは「微小管」が「生体量子コンピュータの役割を持っているのではないかと考えており、それが様々な情報の集積を担っていると語っている。

微小管 - 脳科学辞典

 

なんだか難しい感じですが、要は、微小管は様々な記憶や学習に関する器官であり、量子世界のような振る舞いをしているといことですね。

 

ここが面白ポイント!

内容がかなり骨太で死生学以外でも面白いところがかなりあるのですが、

「死」というものの考えかたを変えていく発想がやはり面白いところです。

 

たとえば、「Biopresence」というプロジェクトでは、樹木の中に人の遺伝子を保存することで、木を「生きた墓標」としていたり、

 

コロンビア大学建築学部には「デスラボ」という研究室があり、ライフサイクルに「死」を民主的に取り戻すことを目的としていたりと、

 

一口に死といっても多様な価値観でプロジェクトが走っていることがわかります。

 

もし、死について苦しんでいるとき、この本がなにかの助けとなってくれそうですね。

 

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終わりに

今回は以上となります。

死生学の本なら他にも色々と読んでいるので、そのうち書いていきたいですね。

我々がまず受け入れなければならない、「死」という絶対的な現実。

今一度考えて見るのもいかがでしょうか?

 

今回もお読みいただき、誠にありがとうございます。