生執の思考球体

漫画、ゲーム、日々脳内に巡る言葉などをブチまけるブログです。http://twitter.com/imomushiotoko

今日読んだ本 その1 鈴木傾城 『邪悪な世界の落とし穴』(Kindle Unlimited)

前回はこちら

www.seisyu-work.com

 

 

 

 はじめに

今回からは読んだ本の感想、レビューを書いていきたいと思います。

書いたからといって、それが必ずしも良書であったり、おすすめであるとは限らないのでご了承ください。

また、投稿時点でKindle Unlimitedで読める場合は表示していく予定なので、もし興味がありましたら初月無料なので御一考ください。

 

 

邪悪な世界の落とし穴

 

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今日読んだ本は「鈴木傾城」著の「邪悪な世界の落とし穴」です。

鈴木傾城氏は世の中の包み隠された部分を鋭利に開示していくといったイメージですね。

アンダーグラウンドな書き味はなかなかエグいものがあります。

【著者紹介】
鈴木傾城 : 出身不詳。年齢不詳。職業不詳。経歴不詳。20歳の頃、初めてタイに放浪の旅に出る。以後、放浪を繰り返す人生になる。2000年、サイトを立ち上げ、カルト的な人気を得る。2006年、事故と体調悪化で3年のブランク。その後、サイトを再開して現在に至る。他にもブログ「ダークネス」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

 

どんな本なの?

世の中は悪意に満ちていて、社会は様々な罠で満ちています。

それらは決して学校の授業などでは教えられず、なにも知らないまま社会にでて絡め取られます。

そんな、日常に潜む落とし穴を書いていく本です。

 

例えば

  • 借金の問題
  • 学歴の問題
  • 膨張する資本主義
  • 現実と夢について

などをファクトベースを土台にとことんドライな目線で書いていきます。

特に資本主義やグローバル競争についてはかなり長めに書かれているので読み続けるとなんだか暗い気持ちになってしまいますね。

 

競争社会を「殺戮ショー」と表現するのは流石といったところ。

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どんな人におすすめなの?

正直にいうと、社会、現代経済系統の本を何冊か読んでいる人にとって新しい情報は少ないといえるかもしれません。

 

「世相に疎いと感じる人が最初に読む本」といった感じでしょうか。

 

特に数年前からこういう系の本に必ず出てくる。ピケティの資本論については「非常に当たり前なことの主張」ではありますが分かりやすく書かれているので一読の価値はあるかもしれません。

 

『r>g』は投資は労働に勝てないというシンプルな数式。

正直言うとピケティが提唱する前からみんなわかってたんです。

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個人的面白ポイント

 個人的に面白かった部分は「家のローン」についてでした。

昔は誰もが夢見たマイホーム。

そんな「夢」なのですが、終身雇用がなくなった今現在では悪夢のような商品と化しています。

傾城氏は「 ローン返済に首が回らなくなり性産業に従事する母親」についてインタビューをしており、

 その生々しさは闇金ウシジマくんのようにショッキングなものでした。

 

商売人も政府も、常識というものを提示し国民から金を搾り取ります。

例えばマナー講座だったり、

資格講座は手に変え品を変え常識を刷り込み、

「知っていないと社会人失格だ!」

「これを持たないと会社では出世できない!」

 などとおどしつけ、奴隷を増やしているんですね。

 

日常的に潜んでいる敵に抗い、NOを叩きつけていくことを考えていきたいです。

 

終わりに

今回は「邪悪な世界の落とし穴」について書かせていただきました。

もし興味がありましたら、Kindle Unlimitedの方がコスパが良いのでお試しください。

 

今回もお読みいただき、誠にありがとうございます。